初めての海外旅行でロシア(ウラジオストク)に行った話 その4 -街歩き編-
その3からの続きです。
朝食を取ることができたので改めて街に繰り出します。
まず海辺を歩いてみます。ウラジオストクは港町です。
このように3月上旬ですがまだまだ雪が残っています。海を見てみると。
凍ってます。どんだけ寒いんだ。この写真じゃ分からないかもしれませんが、水平線のあたりになにやら黒い点々が見えます。現地で不思議に感じて双眼鏡を覗いて見ましたが、この黒い粒々は人です。かなり沖合の方の凍った海上に数えきれないほどの人がいました。どうやら氷に穴を開けて釣りを楽しんでいる人々のようです。この日は土曜日ということもあり、現地の人にとってはポピュラーなレジャーなのかもしれません。
こんな煙突付きの建物もありました。なんだか旧ソ連っぽい雰囲気です。知らんけど。
特にあてもなく街を歩きます。街の中心の広場では市場が開かれていました。
昔の軍用潜水艦を使った博物館があったので入ってみました。 一隻の潜水艦が丸々ドーンと置かれていて内部が展示室になっています。肝心の外観は警備員にビビって写真を撮れませんでしたが中では撮りました。
この博物館の出口にちょっとしたお土産売り場があって、売り子のお兄さんが「こんにちは」と日本語で挨拶してくれました。なぜ私が日本人だと分かったのか。
今度は眺めの良い場所に向かいます。ウラジオストクには坂が多く、そのためかケーブルカーがあります。距離は短いですが観光客には嬉しいですね。
ケーブルカーで登ったところから少し歩くと、ウラジオストクの港を一望できる鷲の巣展望台に到着します。
この展望台のベンチに猫がいました。こいつがなかなか人懐っこい奴で、私が座っていると膝の上に乗ってきました。ヒトのことは暖房器具か何かだと思ってるのかもしれません。膝の上で寝てしまいました。
しばらくこうしていました笑。起きそうにないので無理やり膝からどかすと非難するように「ニャァ...」と弱々しく鳴きました。名残惜しいですが強く生きて欲しいと思います。
さて、次は今回の旅のメインイベントと言っても良い場所へ移動します。
(その5に続く)