元祖・アラサー大学生が書きたいことを書く

思うところを気まぐれに綴っていきます

WordPressに移行しました

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。

 

さて、タイトルにもある通り、当ブログはWordPressに移行しました。

ちょっと思うところがあり、はてなブログからWordPressへの移行と相成りました。

URLは、今までこのはてなブログで使っていたものと同じです。

 

www.dominant87.com

 

移行に伴い、はてなの方は独自ドメインをやめて、はてなのサブドメインに戻しました。

基本的に今後更新して行くのは上記新ブログの方ですが、一応はてなブログの方も残しておこうと思います。使い分け方法は今のところ未定です。

今後も私のブログを読みたいという方は是非私のTwitterアカウントをフォローよろしくお願いします。更新したらTwitterアカウントで告知いたします。

 

簡単ではありますがこれにて失礼いたします。

空港で「野宿」してみたら地獄だった

羽田空港国際線ターミナルの手荷物一時預かり所

悪いことは言わない。空港野宿はやめておけ

 

今回、私は羽田空港で野宿した。

野宿と言っても本当に野っ原で寝たわけではない。空港ターミナル内で一夜を過ごしたということだ。

だがそれが思った以上にきつかった

私のような愚かな真似をする犠牲者がこれ以上出ないように、空港野宿の過酷さを書き記しておこうと思う。

私が空港野宿することになった顛末

なぜ空港で野宿したか。

なんのことはない。飛行機代をケチって早朝便を予約したからだ。

今回の夏休み、故郷の大分に帰省するために、私は早朝6時半に出発する便を予約した。

この1年半バイトもしていなくて金銭的に余裕のない私は、なけなしの生活費を毎月少しずつ貯め、帰省のための飛行機代に当てた。少しでも交通費を抑えたかった私は、その日の便の中で一番安かった、始発便を予約したのだ。

問題は出発時間が早すぎて当日の朝空港に向かうと間に合わないことだった。もちろん、空港内や近隣のホテルに宿泊するのは交通費を抑えるという目的に対して本末転倒だ。そうなると必然的に前日の夜に空港に行って、ターミナルで一夜を過ごすということになる。

大変だろうけど、まぁなんとかなるだろう」と、予約するときの私は思っていた。

その先に、地獄が待っているとも知らずに......

出発前日の夕方、空港へ向かう

出発の前日、夕方4時半のリムジンバスに乗って羽田空港へ向かった。その日は夕方に調布花火大会と地域の阿波踊り大会が開催されるため、家の周りや電車が混雑する前に空港へ向かいたかったのだ。 

結果的にこの行動は正解だった。遅い時間になればなるほど、寝床の確保が難しくなるのだ。

荷物の前日預け入れは不可

羽田空港国内線第2ターミナルに到着した到着した私が最初にしたのは、荷物(スーツケース)の預け入れだ。

これから12時間以上を空港で過ごすことになる。少しでも身軽に行動したい。スーツケースをゴロゴロ転がして移動するのは大変だ。ひとり旅だから荷物番を頼むことのできる同行者もいない。

だが、前日のうちに荷物を預け入れるのは不可能だった。

 

いや、分かっていた。無理だってことは。ダメもとで試してみたのである。

羽田空港の第2ターミナルには自動で手荷物を預けることのできる機械*1が設置されている。有人カウンターに前日の荷物預けが出来ないか聞きにく図太さは私にはないが、機械相手なら気まずさもないから試してみようと思ったのだ。

案の定無理だった。搭乗券のQRコードを読み取らせても、自動手荷物預け機のディスプレイには「搭乗券が確認出来ません。荷物を取り出してください」と表示される。

無理なものは仕方ない。

 

羽田空港の国内線ターミナルは深夜閉鎖される。そのため野宿する人は国際線ターミナルでということになる。

私はスーツケースをゴロゴロ転がし、無料シャトルバスで国際線ターミナルへ向かった。

国際線ターミナルの手荷物一時預かりサービスを利用

国際線ターミナルには手荷物の一時預かりサービスがあるのでそれを利用した(記事冒頭の写真)。

料金は24時間以内なら500円。

出来るだけ出費は抑えたかったが、身軽に過ごすためと、防犯上このくらいの費用は仕方ない。

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充電スペース

このような充電スペースがあったので、スマホを充電しつつ本を読むなどして時間を潰した。

寝床を巡る壮絶なバトル

23時頃、そろそろ寝床を確保しようと思った私は2階の到着ロビーに向かった。

到着ロビーにはベンチがたくさん設置されているが、ほとんど人で埋まっている。既に横になっている人もいた。

幸いにも、2階の一番端に誰も使っていない3人がけのベンチを見つけることができた。

 

まだ寝る気分ではなかったのでベンチに腰掛けてスマホをいじっていると、ベンチのもう片方に綺麗なお姉さんがスッと座った。

嫌な予感がした。この女性、よもや私がどこかに行くのを待っていて、あわよくば寝床を奪おうとしているんじゃないかと。

その予感はどうやら当たっていて、そこから40分くらいお姉さんは微動だにしなかった。この人も空港で一夜を過ごすつもりのようだ。

お姉さんから無言の圧力を感じる。これはもうバトルだ。どちらか先に去ったほうが負けなのである

 

その後、お姉さんはその場を離れタリーズコーヒーへと入っていった。お姉さんとの無言のバトルに勝利したのだ

だが、またすぐに別の人にバトルを挑まれるか分からない。

このことに教訓を得た私はさっさと寝ることにした。

耳栓とノイズキャンセリングヘッドホンとアイマスクを付け、横になって目を閉じる。

 

だが、眠れない

いくら音と光を遮断しているとはいえ、周囲に人がいる気配は感じる。アナウンスの音も結構大きくて、耳栓とヘッドホンをしているにも関わらず聞こえてくる。

ベンチも寝ることを想定した作りでは当然ないので、狭い。私は結構大柄なので、腕の置き場がない。

結局、2時間ほど目を閉じていたが全然眠れなかった

目が冴えて眠れない私は、起き上がってベンチに腰掛けた。だがこれがいけなかった。たとえ眠れなくても横になっているべきだったのである。

空港野宿している人は思っていた以上に多く、深夜ともなると寝床を探して徘徊する人が獲物を狙うハイエナよろしくウロウロしていた。ベンチに腰掛けていると、先ほどのお姉さんと同様、どこから現れたのか子連れの外国人女性がスッと隣に座ってきた。

バトルスタートである

だが眠れずにいたことや、その場にずっといることに嫌気がさしていた私はさっさとその場を後にしてしまった。

空港内を彷徨うゾンビと化す

ベンチを離れた私はターミナル内を歩き回った。

ここで改めて人の多さに驚いた。時間は午前3時半頃である。にも関わらずターミナル内には人が溢れかえっている。ベンチというベンチには人が横になって寝ている。腰掛けるスペースもほとんどない。

ここで私は自分の行動の過ちに気づく。たとえ横になれなくてもベンチを離れるべきではなかったのだ。

ターミナル内を彷徨ったが、横になる場所はおろか腰掛ける場所すらない。なかには床に寝ている人もいる。眠ることもできず、腰掛けて休憩することもできずに空港内を彷徨っていた私はさながらゾンビのようだったろう。

 

その後2階の到着ロビーに戻ってきた私は、奇跡的にベンチの1人分の腰掛けるスペースを確保できた。

そこで夜が明けるのを静かに待った。

無料シャトルバスに乗ろうとする人々の長蛇の列

午前5時前。国内線ターミナルへの無料連絡バスが動き出す時間だったので、私はバス乗り場へ向かった。だがそこで見たのはバスに乗ろうとする人の長蛇の列だった。

どうやら私と同様、国内線の早朝便に乗るために国際線ターミナルで野宿する人が大勢いたらしい。さながら民族大移動のようだった。

立っているのもキツかった私は、朝の通勤ラッシュなみのバスなんかに押し込まれてしまったら死んでしまうんじゃないかと本気で思った。それくらい満身創痍だった。

 

結局、バスの待機列に並ぶことさえしんどかった私は、モノレールの始発列車で国内線ターミナルへ向かった。幸いモノレールは空いていて、快適に移動することができた

そして、燃え尽きる

そこから先のことはよく覚えていない。

とにかく疲れていてキツかった

大分に着いたその日はキツくて何も出来なかった。次の日も疲れが抜けず、一日中ぐったりしていた

まとめ

以上が、高々数千円をケチって結果的に時間と体力という大きなコストを払うことになった私の愚かな体験談である。

素直に日中の便に乗っていれば良かったと後悔している。

空港野宿は、屈強な体力どこでも寝られる図太さを持った人にしかオススメできない。どうしても早朝便に乗る必要があるときは素直にホテルに宿泊することをオススメする。

*1:ANA BAGGAGE DROPのことである

日商簿記3級に合格した話

前回に引き続き資格シリーズ(?)です。

今年の6月に日商簿記*13級を受験して合格しました。今回はその経緯とか勉強方法とか感想とかの話です。

日商簿記3級を受けようと思った理由

私は大学出た後に一般的な勤め人になるのは色々な理由で無理だと思っていて、私の気持ちとしてもこれまで働いてきた中で色々あった*2経緯から勤め人になるのを望んでいません。とはいえ今のところ不労所得を得られる見込みはないので、個人事業主・フリーランスとしてやっていけないものかと考えています。

個人事業主になったら避けられないのが帳簿付けや確定申告です。今は便利なクラウド会計システムが色々あって、別に簿記なんか知らなくても何とかなってしまうんでしょうが、流石に会計のことを何も分かっていないのはまずいだろうと言うことで、今のうちに簿記を学んでおこうと思ったのが主な理由です。

あとは最近読んだロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」や、橘玲の「貧乏はお金持ち」の影響でもあります。本の内容は割愛しますが、どちらにも「会計の知識があると色々と有利だよ」という旨のことが書かれていたのでその影響ですね。

簿記の勉強は全くのゼロからのスタート

私はそれまで全く簿記を勉強したことがありませんでした。

高校は普通科ですし、大学は工学部情報学科*3ですので、学校の授業で習ったことはありません。ましてや経理の実務経験があるわけでもございません。全くの素人です。

そんな私がどのように簿記を勉強したかご紹介します。

勉強方法

基本情報の勉強と同様に、テキストを読んで、その後過去問を解きました。簡単に言ってしまうとこうなります。

テキストに関しては、まず簿記初心者の人向けの本を読んで、その後日商簿記3級の本を読みました。

使用テキスト

超ド素人向けの簿記のテキスト
はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

 

前述の通り、私は簿記・会計の知識は全くと言って良いほどありませんでした。

 このテキストは、そんな私のような簿記の知識が全くない人向けに書かれた入門書です。

複式簿記とは何か、借方と貸方、勘定科目の五大要素(資産・負債・純資産(資本)・費用・収益)、仕訳けとは何かと言った話題に始まり、仕訳帳・総勘定元帳への記入、決算処理、財務諸表の作成と言った簿記全体の流れを大まかに説明してくれます。

この本の内容は初歩的なんですが、とても分かりやすくて、最初にこの本読んでよかったなと思います。

と言うかこの本だけでも簿記の基礎をしっかりと勉強できてしまうので、もやは日商簿記3級の勉強をする必要はないのではとも思いました。そのくらい良いテキストだと思います。

日商簿記3級のテキスト
スッキリわかる 日商簿記3級 第10版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記3級 第10版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

 

日商簿記のテキストは色々ありますが、その中のいわゆる「スッキリわかるシリーズ」と言うやつです。

上記の「初めての人の簿記入門塾」を読んで基礎の基礎は理解できていたので、最初からサクサクと読み進めることが出来ました。

要所要所に演習問題があるので、それを解きつつ読み進めることで一つ一つ着実に理解を重ねていきました。

また、3級試験の模擬問題が付いていまして、それの解説動画コンテンツが地味に良かったです。文章だけでは伝えにくい、口頭で教えるからこその解き方のテクニックを講師の方が解説していて、これは見ておいて良かったな思います。

私は基本的に独学派なんですが、こういうのを見ると人から直接教わるのも悪くないなと思いました。

過去問
スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集 2019年度 (スッキリわかるシリーズ)

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内容については特筆すべき点はありません。

強いて言うならば、予想問題と過去問題の難易度の差ですね。過去問より予想問題の方が難しい。

過去問は満点近く取れるんですが、予想問題は結構手強くて若干心が折れました。まぁでも、過去問より予想問題の方が難しいのはある意味当たり前ですよね。本試験で予想問題より簡単な問題が出たらまずいですから。

とはいえ合格基準である70点は余裕で超えていたので、まぁ合格するだろうと舐めプモードで試験当日を迎えたのです。

試験当日

3級は集合時間が9時前と、何気に情報処理技術者試験より早い! とは言っても会場が私の所属する大学だったので、1限に行くのと変わらない感覚で会場入りしました。

出席率は基本情報より圧倒的に高かったです。ざっと見た感じ8から9割くらい。

受験者の年齢層は20代前半くらいの人が多かった気がします。高校生っぽい人や60代くらいの年配の人もいました。男女比は半々かやや女性が多いかなという感じ>

ラッキーなことに、一番後ろの席でした。その上、前の席の人が欠席していたので圧迫感を感じることなく試験を受けることができました。

それから、念の為電卓を2つ持って行ったのですが、机に2つ電卓出してる人は私以外に見当たりませんでした。流石に簿記3級レベルの試験で呼び電卓使う人はいないのか。

試験は事前に過去問演習を割としっかりしていたこともあってサクサク終わりました。試験時間は2時間何ですが、1時間ぐらいで解き終わったので華麗に途中退室をキメました。

採点結果は分かりませんが*4、感触的におそらく満点なんじゃないかと思います。つまらないミスしてなければ。

感想

簿記を勉強してみて感じたのは、複式簿記というシステムの理性や美しさですね。この仕組みを考えた人は凄いなあと思います(小並感)。

3級は簿記の本当に基本的なことしかやらないので正直物足りないなと思いました。元々2級まで受けるつもりでしたので、3級の受験直後に2級の勉強も始めました。2級は11月に受けます。

それから、簿記の勉強に欠かせないのが電卓です。電卓をズババババっと叩いて試算表の貸借が一致したときは気持ちが良い! 簿記の学習を通して、電卓を打つことの快感(?)に目覚めました。

というわけで次回はこの電卓について書きたいと思います。

*1:正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」

*2:あえてボカしてします。詮索しないでください

*3:正確には「情報理工学部総合情報学科」だがややこしいので学外の人には工学部情報学科と言っている

*4:商工会議所によってはWebで点数を確認できたりするらしい。私が受けた商工会議所では、申し込み時に追加で200円払えば合否と採点結果を郵送で通知してくれるが、200円ケチって結果通知は申し込まなかった。

基本情報技術者試験に合格した話

どうも。久しぶりのブログ更新になってしまいました。夏休みに突入したので、ちょくちょく更新していこうと思います。

 

さて、平成31年度*1春季基本情報技術者試験を受験して合格しました。

受験から半年近く経ってて今更感はあるのですが、経緯とか勉強方法とか感想とかを簡単に。

 

基本情報を受験しようと思った理由

なぜ基本情報を受けようと思ったかというと、これはほとんどノリと勢いです。

後学期の最終試験日、私は朝早く学校に行き、コンピューターネットワークの試験に向けて「マスタリングTCP/IP 入門編」の内容をカンペ*2に書き込んでいました。

その作業*3がひと段落して、ちょっと休憩と思ってTwitterを見ると「今日が情報処理技術者試験の申込締切なのでお忘れなく」というツイートが目に飛び込んできました。

 

情報処理技術者試験については一応なんとなくその存在を知ってはいましたが、それまでは受験しようと思ったことはありませんでした。ですが、そのツイートを見てふと興味が湧いてきたのです。結局、締切時刻がその日の夕方だったということもあり、期末試験終了後に申し込み。

一応それっぽい理由を述べるとするなら、これまで大学で学んだことの復習・確認になればという思いがありました。私は大学でコンピューターサイエンスを学んでいますが、現在学部5年目です。そうです4年で卒業できませんでした。卒業には少なくとももう2年かかる見込みです。そんな中でこれまで一体自分は何を学んできたのだろうか、学んだことは自分の身になっているんだろうかというようなことを考えていました。そんな時に情報処理技術者試験についてのツイートを見て、ちょっと力試しみたいなことをしたくなったのかもしれません。

他にも理由っぽいのはあるけど長くなるから割愛。

で、情報処理技術者試験の中には色々な試験区分がありますが、基本情報を受けることにしました。色々調べて、ITパスポートだといくらなんでも簡単すぎるだろうし、いきなり応用情報受けるのはなかなかハードルが高そうだということで。こうして春休みに入ったその日から、私は基本情報技術者試験に向けて勉強を開始したのです。

 

勉強方法

勉強の仕方は至ってシンプル。まずテキストを1回通読しました。その後に過去問を解きました。

基本情報の午後試験にはプログラミングやアルゴリズムの問題が出ますが、そのためにプログラミングやアルゴリズムを新しく勉強したりはしませんでした。そこら辺は既に持っている知識で戦いました。

使用テキスト 

(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 基本情報技術者教科書 2019年度

(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 基本情報技術者教科書 2019年度

 

まずはこのテキストでインプットを行いました。

使っておいてなんですが、この本はあまり良くない気がします。

大学の授業で習って内容を知っているような分野はまだ良いんですが、未知の分野だと説明が分かりにくく感じました。不親切と言いますか、簡潔すぎるといいますか、読んでいても内容が頭に入ってきにくい感じ。

基本情報技術者試験に出題される内容については一通り理解している人が、試験前に内容を軽く確認するというような場合には良いのかもしれません 。

Amazonでの評価も低いですね。一応大学生協の店舗に売ってたから買ったんだけどなぁ......。

 

さんざんディスっていますが、テキストはこれしか利用しておりません。

各章についている演習問題を解きつつ、1回通読しました。

 

(PDF・スマホ単語帳付)かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 2019年度春期 (Tettei Kouryaku JOHO SHORI)

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4月になって大学が始まってから過去問を解き始めました。

午前問題は1問解くごとに、午後問題は大問ごとに解いては解説を読んでいきました。

問題を解いている時間はストップウォッチで測って、試験時間内に終えられるように気をつけました。

試験時間は午前と午後、それぞれ2時間30分なんですが、なかなかまとまった時間が取れなくて一つの回の過去問を一気に解くということは中々出来ませんでした。ストップウォッチで回答時間を測りつつ、何日かに分けて解いていくような感じでした。

午前はいわゆる一問一答形式なのでそれほど大変ではないんですが、午後は問題文が長くて解くのに時間もかかるので、通しで解く練習をもっと良くしておくべきだったなあと思います。時間配分とかありますからね。まあ合格したから良いけど。

午後のプログラミング問題の言語は、授業でも扱って個人的にもそれなりに勉強したC言語を選択することにしました。

試験当日

巷では(というかTwitter上では)情報処理技術者試験は早起きして試験会場にたどり着けるかどうかを見る試験だ、なんて冗談で言われてますね。俗に言う起床試験・会場到着試験というやつです。更に申込試験なんていうのもあるらしいですが……。

私はそれらのハードルは難なくクリア。いや、当たり前ですけどね。それまでに費やした勉強時間と受験料を無駄にするわけには行きません。

 

会場に着いて試験の説明が始まっても空席が目立ちました。出席率は概ね6割と言ったところでしょうか。案外試験前のハードルで脱落する人が多いのか。というのは冗談としても、合格は無理だと諦めて来ない人が多いんですかね? 勤め先に命じられて受験申込したような方々はモチベーションがそれほど高くないのかもしれません。まぁ日曜日ですしね。

ちなみに受験者の年齢層は20代後半ぐらいの人が多めでした。ちょうど私と同じぐらいの年代の人が多かった印象。女性も意外と少なくありませんでした。2・3割くらいだったと記憶しています。

午前試験

午前試験は基本的に一問一答形式ということもあり、サクサク解けました。知識問題は分からない場合は考えても分からないから、その時は適当にマークシートを塗りつぶし。計算問題は時間がかかるものもありましたが、それでも余裕で解き終わったので、試験時間を30分程残して途中退室をキメてやりました。

前後の席の人が欠席していたのも幸運でした。目の前やすぐ後ろに人がいると気が散りますからね。

午後試験

午後は正直手こずりました。問題文がやたらと長くて読むだけで疲れます。

過去問を解いていても回によって難易度に差が感じられましたが、今回の試験は結構難しかったと思います。

必答のセキュリティ問題、配点の高いアルゴリズム問題とプログラミング問題は解き終えましたが、その他の大問は前述の問題に時間を取られたこともあって中々苦労しました。結局時間が足りず、最後の大問1個は丸々諦めてマークシート塗り絵しました*4

基本情報の午後は日本語読解力試験だ!

過去問演習してるときや本番の試験でも思いましたが、午後試験は情報系の試験というより、むしろ日本語の読解力試験だなと思いました。

もちろん情報系の知識は必要なんですが、それ以上に長い文章を短時間で読んで理解するような能力が求められます。

地頭の良い人なら過去問演習しなくても合格できるような気がします。私は文章を読むのが遅いので結構危なかったです。繰り返しになりますが、もう少し過去問解いて練習しておくべきだったと思います。

合格

午後試験があまり出来なかったので、正直合格は無理かもと思っていました。

ですが午前85点、午後67.5点で無事合格*5しました。合格率2割ほどの試験に、ギリギリとは言え一応一発で合格出来たのは嬉しいですね。

 

私は今まで資格らしい資格は運転免許ぐらいしか持っていませんでした。

資格試験を受けてみて思ったのが、身銭を切ると勉強に身が入るなということです。学生である私にとって決して少なくない、5,700円という受験料と、テキスト代をつぎ込んだわけですから、なんとしても一発合格するぞという気持ちになります。

 

それから、大学の授業の復習になればという思いで受験したと書きましたが、その点ではあまり意味がなかったような気がします。簡単と言うと語弊がありますが、あくまで基本情報は色々な知識を広く浅く求められるような試験なので、大学の授業で扱うような微に入り細を穿つような話はあまり出てきません。だから正直ちょっと物足りない気もします。

と言うこともあって、実は10月に今度は基本情報の1ランク上位の試験である応用情報技術者試験を受けます。こちらに関してもいずれ書こうと思います。

 

とまあ、長々と書きました。

実は基本情報の2ヶ月後に日商簿記検定試験の3級を受けたんですが、これについては別の記事で。

*1:試験は4月にあったため、令和ではなく平成なのだ

*2:手書きに限り1枚だけ持ち込みが許可されていた

*3:勉強とは言わない

*4:ちなみにマークシート塗り絵した部分は全部不正解でした。いくらマークシートといえどランダムに解答しても点は稼げないものですね。それでも合格できたってことは逆にちゃんと解いた部分は正答率が高かったってことなのでそこは良かったと思っています

*5:合格基準は午前と午後それぞれ60点以上

大分の人はエスカレーターで片側に寄らない

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アミュプラザおおいたにて

私の地元である大分の人は、上の写真を見ても分かるようにエスカレーターで片側に寄ったりしない。

別にそのことを批判したい訳ではない。むしろ逆だ。称賛したい。これこそがエスカレーター本来の使い方なのだ。

エスカレーターで片側に寄るべきではない理由

首都圏で生活している人は分かると思うが、駅や商業施設などあらゆる場所にあるエスカレーターでは、立ち止まって乗る場合は左側に寄るのが常識になっている。関西圏の場合は逆に右側に寄るらしいが、どちらにせよ大都市圏においては片側に寄って乗るのが常識なのだ。片側に寄るのはもちろん、エスカレーター上を歩く人のための配慮だ。

だが、私はエスカレーター上では歩くべきではない*1と考えている。理由は2つ*2ある。

1.危険性

1つ目の理由はその危険性だ。エスカレーターのステップはちょうど成人2人分の幅しかない。立ち止まっている人の横をすり抜けようとすれば、ぶつかってしまうこともある。人があまりにも多すぎる首都圏在住の人は感覚が麻痺しているのかもしれないが、そんなに接近して見知らぬ他人の横をすり抜けるなど本来は控えるべきことだ。

2.非効率

2つめの理由は非効率であることだ。私がよく利用する京王線の調布駅にてよく見かける光景がある。地上に出るエスカレーターにおいて、左側に乗ろうとする人がエスカレーター手前で列をなして並んでいるが、右側には誰もおらずガラガラなのだ*3

調布駅に限らず、エスカレーター手前に人が並んでいるのに右側はガラガラという光景はよく見かける。実にバカバカしい。このような場合、右側を空けずに両側に立って乗れば、実質的に単位時間当たり2倍の人を輸送できる。エスカレーター手前で並ぶ必要もほぼ無くなるだろう。

ちなみに私はこのような場合、左側の列には並ばずさっさと右側に乗ってしまう。上記の通り皆が両側に乗れば効率的だと考えているので率先して右側に立つのだが、大抵の場合私の後に続く人はいない。実に虚しい気持ちになる。

環境が人の行動を左右する

大分の人はエスカレーターで片側に寄らないと言ったが、仮に大分の人が2人で東京に旅行に行ったらどういう行動を取るのだろうか。 やはりエスカレーターでは2人両側に並んで乗るのだろうか。

おそらく、いや、間違いなくそれはないと思う。東京の人と同じように片側に寄って乗るだろう。大分の人がエスカレーターで片側に寄らないのは別に田舎者だからというわけではない。皆がそうしていないから、あるいはそうする必要がないからなのだ。

日本に生まれ育った成人なら、皆がエスカレーターの片側に乗ろうとしている状況を見たら、空気を読んで自分もそうするだろう。都会育ちか地方育ちかは関係なく、そういう空気を読んだ行動をするスキルは大抵の人が持っている。私のような変わり者*4を除いて。

逆に東京の人が大分のような地方都市*5に来た場合、他の人が両側に立っているのを見たら、わざわざエスカレーターの左側に乗ろうとするのをバカバカしく感じるようになるかもしれない。

つまり、環境が人の行動を左右しているんじゃないかと私は思っている。

おわりに

私は上記のようにエスカレーターでは歩くべきではないと考えているので、首都圏在住の人に、エスカレーターの片側に寄って乗らない地域もあるんだということを知ってほしくてこの記事を書いた。

今、首都圏の鉄道会社や施設ではエスカレーターの両側に立って乗るように呼びかけている所もある。そのような習慣が首都圏でも定着すれば良いと個人的に思っている。

*1:歩きたいなら階段を使ってくれと思う。

*2:この他にも、片側ばかりに人が乗っていると、エスカレーターが故障しやすくなると聞いたことがある。

*3:特に中央改札前のエスカレーターでこの光景をよく見る

*4:社会不適合者とも言う

*5:あまりにも田舎の場合、そもそもエスカレーターというものが存在しない

大分川ダムを眺めてみた

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2019年1月2日の大分川ダム(その1)

突然ですが、ダムってロマンを感じますよね。

ダムに限らず高層ビルや、長大な吊橋なんかの巨大な建造物って良いですよね。

 

えっ、ロマンも良さも感じないって?

そうですか...(´・ω・`)

まぁ正直私もそこまで大好きというわけでもない

 

とにかく私にとっては巨大建造物はロマンなのです。

特にダムは、人里離れた山の中にでっかい堤体がバーンと現れてダム湖がドーンと存在していて迫力があります(語彙力)。

日本全国いたる所にダムはありますが、建設中のダムとなると中々お目にかかることはできません。

私の地元の大分に、今まさに建設中のダムがあるのです。その名も大分川ダム*1。地元に帰省するたびに、ドライブがてら大分川ダムに行って、建設の進み具合を確認するのが個人的な恒例行事になっています。

2017年秋

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2017年11月の様子(その1)

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2017年11月の様子(その2)

一昨年の秋に初めてダムの展望所に行ったときには、まだ水が張られておらず、ダンプカーや重機が水のないダムの底を走り回っていました。水が張られる前のダムの姿を見るというのは非常に貴重な体験でした。 

2018年夏

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2018年8月の様子

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2018年8月の様子(その2)

昨年の夏に同アングルから撮影した写真です。試験的に水が張られてダム湖が出現しています。一般的なダムに近い外観になっていましたがまだまだ建設途中です。

2019年冬

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2019年1月2日の様子(その2)

今回の帰省でもダムを訪ねてみました。さすがに1月2日ということで工事はしていませんでした。

撮影スポット

大分川ダムには展望所が2ヶ所あります。国道442号線沿いに第1展望所。その近くにダム湖を渡る橋があって、その橋を渡った先に第2展望所があります。この記事の写真は全て第2展望所から撮影したものです。

展望所はちょっとした観光スポットになっていて、休日にはそれなりに車が来るようです。皆さん、車から降りて30秒ほどダムを眺めて去って行きます。ダムの他には何もない*2から仕方ないね。

Wikipediaによると、大分川ダムの完成は来年の春とのことです。今年の夏にはダム近くの442号線沿いに道の駅が出来るらしいので、またドライブがてら行ってみようと思います。 

*1:大分川ダムと言いつつ、ダムが存在するのは大分川ではありません。大分川の支流の七瀬川の上流部に建設中のダムです

*2:ダムの案内板はある

白飯さえあればいい。白ごはんを食べないと食事した気にならないという話

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しれっと久々の更新です。

私は白飯*1が好きです。白飯を食べないと食事をした気にならず、欲求不満に陥ることがあります。

博多とりかわ大臣での顛末 

昨年の夏休みの終わり頃、博多に住んでいる妹の部屋に一泊しました。

その時、博多とりかわ大臣という鶏皮の串焼きの店に行ったのです。店の名物の「博多とりかわ」は表面がカリカリで、噛めばジューシーな鶏の油が溢れ出てくる今までに味わったことのない美味しい料理でした。味付けも濃いめで、酒の肴にはぴったりです。

……と言いたいところですが、私はあまりお酒を飲みません。 

その日もお酒を頼むことはありませんでした。

で、味の濃いものを食べているのだから、それをおかずに白飯を食べたくなるのが人情(?)ってものです。さっそく白飯を注文しようと思ってメニューを手に取った私は唖然としました。 メニューに白飯がないのです。

「なん…だと…」

と声にこそ出しませんでしたが、私が失望したのは言うまでもありません。

唯一メニューにあったご飯ものは焼きおにぎり(税別199円)。仕方がないのでそれを注文してみました。

注文後かなり待たされて出てきたのは小振りな焼きおにぎりでした。ご丁寧に少しの漬物とスープが添えられています。私はただ白飯が食べたいだけなのに……。

焼きおにぎりの味はかなり濃い目で、確かに美味しいことは美味しいんだけど、鶏皮焼きと一緒に食べるというよりかは、それ単体で酒の肴になるようなものでした。そして、足りない、圧倒的に量が足りない。

結局その夜は十分に腹を満たせずに店を去りました。その後、白飯への欲求が抑えられない私は、コンビニで巻き寿司買ったのでした。

ごはんはおかず

すいません、言い過ぎました(笑)

でもそれくらい白飯が好きなんです。焼き鳥みたいな、味が濃くておかず的なものを単体で食べるのはやっぱり物足りない。白飯がないと物足りない。ちなみに焼肉もご飯がないと物足りない。

酒飲みの人は酒と肴だけあれば満足なんでしょうか。酒をガバガバ飲んでくれた方が収益が高くなるから、小さな飲み屋では白飯を提供しないのかもしれません。私は酒を飲むときも白飯が欲しいと思うけどね。

逆にご飯のおかわりし放題の店なんかは最高ですね。私のような白飯好きのデブにはありがたい限りのサービスです。

*1:白ごはん。別に白米100%でなくても構わない。雑穀や麦なんかの混ぜものを入れたごはんも好き